上原さくら夫の“セレブ社長”が所得隠し

[ 2011年10月20日 06:00 ]

 岐阜県輪之内町の建築用資材会社「KRH」が名古屋国税局の税務調査を受け、社長が個人的に使う高級車数台を会社の経費で購入していたとして、昨年5月期までの3年間で約1億7000万円の所得隠しを指摘されたことが19日、分かった。追徴税額は重加算税を含め約3000万円。同社は既に修正申告している。

 同社のホームページ(HP)などによると、青山光司社長(39)は高級車を所有する“セレブ”としてテレビ番組や車の情報誌で取り上げられ、タレントの上原さくらと今年結婚した。

 関係者によると、同社は青山社長が個人で使用する高級車数台を会社の経費で購入、売却時との差額を損失として計上しており、名古屋国税局は所得隠しに当たると判断したとみられる。

 KRH社長室は「税務調査で見解の相違があり、修正申告したことは間違いないが、詳細についてはコメントを差し控える」としている。民間信用調査会社によると、KRHは1977年設立。建築現場の足場を販売、レンタルし、昨年5月期の売上高は約61億円だった。

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2011年10月20日のニュース