「TOKIO」山口 大きな代償…CMなど自粛

[ 2011年8月31日 06:00 ]

 「TOKIO」の山口達也(39)が運転免許証の失効に気づかず車を運転し、交通違反の取り締まりを受けた問題で、山口をCMに起用するヤマト運輸などが30日、当面放送を見合わせるなどの方針を決めた。出演するテレビ番組も、31日放送分のNHK教育「Rの法則」が差し替えられる。

 前夜の会見では3分にわたり頭を下げるなど強い反省を見せた山口。この日も関係各所を謝罪に回った。きょう31日は、午前5時50分から日本テレビで放送の情報番組「ZIP!」に出演。水曜メーンパーソナリティーを務める同番組の冒頭で視聴者にあらためて騒動について謝罪する。

 山口は免許証の有効期限が今年2月に切れていたことに気づかず、半年以上も無免許状態で車を運転していた。会見では「許していただけるなら(番組やCMを)続けたい。関係者の指示に従います」と話したが、その代償は大きかった。ヤマト運輸はこの日、昨年2月から「TOKIO」メンバー全5人が出演するCMの放送を、当面自粛すると決めた。CMで山口は運送トラックのドライバー役。同社広報は「山口さんが運転する場面はないが車を業務に使う企業として社会的な影響が大きいと判断した」と、放送見合わせの理由を説明した。ほかにも富士重工業が山口が単独で出演する「スバル レガシィ」のCM放送を見送り。ほかの車種のCMに切り替える方針だ。

 またNHK教育は、山口が司会を務める教育情報バラエティー「Rの法則」(水曜後6・55)の、31日分の放送を見送ると発表した。来週9月7日は当初から別番組を放送予定だが、放送再開時期については検討中だという。TOKIOで出演する日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜後7・00)などは、通常通り放送される。

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2011年8月31日のニュース