内野聖陽 離婚を語る“W不倫が直接的原因ではない”
18日に女優一路真輝(46)と離婚した俳優内野聖陽(42)が19日、都内の自宅前で会見した。昨年8月に自ら引き起こした“ダブル不倫”について「それ以前から離婚協議を進めていた」と直接の原因でないことを強調。離婚の理由を「一つ屋根の下で暮らすのは難しい2人だった」とし、芸能界のスター同士の結婚生活の難しさをあらためて示した。
ファクスでの離婚発表から一夜明け。内野は前夜に報道陣に約束した通り、午前8時すぎに都内の自宅前で対応。夏休みを親子水入らずで過ごす一路と長女(4)のためにも、自分が対応することで騒動の沈静化を図ったとみられ、夫としてできる最後の役割を果たした格好だ。
まず、離婚したことについて「結果的にこんな形になってしまい残念で申し訳ない」と結婚時に祝福してくれた人たちに謝罪。その後すぐに、昨年8月の“ダブル不倫&飲酒運転疑惑”について触れ「軽率な行動でダメ親父さを披歴してしまった」と釈明した上で「それ以前からずっと2人の間でどうしたらお互いにとっていい未来を探せるのかと話し合いを続けてきた」と明らかにした。
事実、2人は一昨年秋から別居しており、不倫騒動は冷え切った夫婦関係になってから起きたことで、離婚に至った直接的原因ではないことを強調したかったようだ。ただ、離婚の話し合いに入った時期については「いつ頃ですかね」と明言せず「結婚というものが2人には向いていなかった」と性格上の問題に結論づけた。すれ違いの原因については「演技に打ち込みたい内野と…彼女も仕事熱心な女優。一つ屋根の下で暮らすのが難しい2人だという結論でお互い納得した」と明かし、スター同士の結婚の難しさをうかがわせた。「彼女も育児で大変な時があった」とも言い、産休に入った一路と仕事に没頭する内野との間で次第に距離ができていったこともにじませた。
長女の親権は一路が持ち、慰謝料や養育費については「話し合いは済んでいる」と説明。一路と長女との今後の交流については「断絶するのではない。1人の子の父母として対話を持ち続け、仕事では尊重して応援し合える関係で」と表現。内野の自宅を長女も訪れているようで、父親として娘の成長を見守る姿勢。今後の結婚について聞かれると「まだ、そんな気持ちにはなっていないですよ」と苦笑いした。
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