坂本龍一 動物愛護訴え「殺処分ゼロの国に…」 

[ 2011年7月26日 12:20 ]

 民主党の小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相が顧問を務める「動物愛護管理法改正を検討する議員連盟」の総会が26日、国会内で開かれ、ゲスト参加した音楽家の坂本龍一が愛護活動の拡充を訴えた。

 坂本は「日本の動物をめぐる状況は先進国の中であまり上の方ではない。ドイツのように殺処分ゼロの国にしていきたい」と政府、与党の取り組み強化を求めた。

 愛犬家で知られる小沢氏は「動物が好きで面倒を見るのを楽しんでいる一人だ」とあいさつ。鳩山氏は「犬や猫を日本が大事にする国であることを誇らしく思う日が来るよう努力したい」と強調した。

 議連はペット業者への規制強化を盛り込んだ動物愛護管理法改正案の国会提出を目指している。この日は法改正を求める動物愛護団体などから寄せられた約3万人分の署名を、会合に陪席した近藤昭一環境副大臣に手渡した。

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2011年7月26日のニュース