ジャクソンさん 追悼公演で家族対立

[ 2011年7月26日 09:58 ]

 2009年に急死した米歌手マイケル・ジャクソンさんの母親らが25日、ことし10月に追悼コンサートを開催すると発表したところ、直後に兄らが、同時期にジャクソンさんの専属医の刑事裁判が行われることを理由に反対する考えを表明した。AP通信などが伝えた。

 「マイケルよ永遠に」と題した追悼公演は10月8日に英西部カーディフで計画。母キャサリンさんや姉のラトーヤさんらが発表した。

 一方、兄のジャーメインさんと弟のランディさんは短文投稿サイトで「マイケルをたたえる気持ちには賛同するが、刑事裁判が行われている時にこうしたイベントを行うのは賛成できない」と述べた。

 ジャーメインさんもジャクソンさんが死去して3カ月後に追悼公演を企画したが、出演交渉がまとまらず実現しなかった経緯がある。

 ジャクソンさんの急死をめぐっては、麻酔薬などを処方して死なせたとして専属医のマーレー被告が過失致死罪で起訴された。9月8日に陪審員の選定が行われ、公判が始まる予定。(共同)

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2011年7月26日のニュース