元「東方神起」ジュンスの兄、ジュノ日本デビュー

[ 2011年4月28日 06:00 ]

 韓国グループ「東方神起」を離脱し、3人組「JYJ」で活動するジュンス(24)の双子の兄、ジュノ(24)が日本デビューする。8月に第1弾シングル(タイトル未定)が発売される。

 ジュンスは韓国の所属事務所との諸問題のため日本では活動休止中。現在は韓国で活躍する弟に対し、ジュノは中国の芸能界で活躍。昨年3月に歌手デビューを果たし、弟に似た甘いルックスと1メートル88の長身で人気を集めている。中国歌謡界の主要音楽賞で新人賞も受賞し、ファンクラブ会員は10万人を超える。

 もともとはバリバリの野球少年。小中高と野球部に属し、エースピッチャーとして活躍。サイドハンドから繰り出すMAX145キロの速球で打者を翻ろうし、高校時代は全国大会でベスト8。韓国プロ野球3球団から誘いも受けたが、大学1年時の06年、ケガで引退した。

 当時、ジュンスはすでに「東方神起」として韓国でブレーク。その弟の姿を見て、「負けたくない」と芸能界入りを決断。08年からテレビ番組やCM出演を始め、中国の芸能事務所の目に留まった。アジアで広く活動したいとの本人の意向で09年から中国をベースに活動。さらに日本に活躍の場を広げたいと、エイベックスと契約に至った。現在は楽曲制作中で、日本語の勉強にも励んでいる。

 29日には都内で行われるファッションショー「ガールズアワード」に出演。中国語の曲を歌唱予定だ。7月下旬には写真集も発売するなど、活動はどんどん広がっていきそうだ。「たくさんの人に共感してもらえる音楽を提供し、皆さんの心を温かくしていきたい」と話している。

 ◆ジュノ 本名キム・ジュノ。1987年1月1日、韓国北西部の高陽市生まれ。昨年3月発売の中国デビュー盤「Nothing To Lose」は約5万枚をセールス。好きな日本の球団はオリックス。

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2011年4月28日のニュース