想田和弘監督「Peace」に最優秀ドキュメンタリー賞 

[ 2011年3月31日 15:47 ]

香港国際映画祭

 日本の映画会社「東風」に31日入った連絡によると、想田(そうだ)和弘監督の映画「Peace ピース」が、香港で開催中の第35回香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。

 岡山市で暮らす人々と猫の日常を描くことで、平和や共存の意味を問い掛けた作品。審査員は「人の心を動かす、並外れた力を備えた静かな映画。ありふれたものを通じて崇高なものに到達した」などと評価した。7月から全国で順次公開予定。

 想田監督は栃木県足利市出身。ドキュメンタリー映画「選挙」「精神」が、海外の映画祭で高く評価されている。

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2011年3月31日のニュース