「告白」の中島哲也監督“してやったり”

[ 2011年1月26日 06:00 ]

「告白」で作品賞を受賞した中島哲也監督

ブルーリボン賞 作品賞

(1月25日)
 中島監督は「新しい映画にしようと楽しみながら苦しんだ。批判も含めて感想がバラバラだったのがうれしい」としてやったりの表情。「下妻物語」(04年)などで見せた七色の映像美を封印し、映像の情報量を極力抑え、教え子に復しゅうする中学教師(松たか子)の人間像を掘り下げた。主人公のキャスティングが全てだったと明かし「(松に)ついて行った感じ」と賛辞を惜しまなかった。

続きを表示

2011年1月26日のニュース