岡田美里 日本とデンマーク“懸け橋”だけど…

[ 2010年6月24日 06:00 ]

日本VSデンマークを心待ちにする岡田美里

 サッカーW杯南アフリカ大会で日本の決勝トーナメント進出を願い、国内各地では、24日から25日深夜にかけてさまざまな応援イベントが行われる。運命のデンマーク戦は25日午前3時半(現地時間24日午後8時半)にキックオフ。日本人とデンマーク人のクオーターでタレントの岡田美里(48)も「2-1で日本が勝利」と期待。お気に入りのMF本田圭佑選手に「ゴールの数だけプレゼントを用意してます」と、初戦のカメルーン戦に続くゴールを祈っている。

 運命の一戦を前に、都内で取材に応じた岡田は「心境はちょっと微妙ですね」と複雑そうな表情。それでも「川口(能活)さんや本田くんのようにすてきな人がたくさんいますから」と日本を応援。「先制して、追いつかれて、最後は2-1で勝ちます」と予想した。
 父親は00年に死去したタレントのE・H・エリックさん(享年71)。06年に死去した俳優の岡田眞澄さん(享年70)は叔父に当たる。エリックさんの父は日本人で、母親がデンマーク人。
 岡田は現在、デンマーク王室御用達の老舗紅茶ブランド「A・C・パークス」と、同国製のアクセサリー「トロールビーズ」の日本代表を務めるなど、両国の懸け橋として尽力している。
 「本田くんにぜひ」と用意しているのはその「トロールビーズ」。特製ビーズを組み合わせてアクセサリーにした品で、W杯に合わせてサッカーボール型を売り出したところ、デンマークで大ヒット。日本への輸入を始めた。
 「ゴールの数だけボールを付けたブレスレットをプレゼントしたい」といい「すでに1個。最終的に何個になってもいいわ!」とゴール量産を期待している。本田とは同じスタイリストのため「紹介してもらって、直接渡したい」と帰国を心待ちにしている。
 岡田は「小学生の時は休み時間、放課後は男の子の中に交じって女の子1人でサッカーざんまい」だったほどのサッカー好き。デンマーク人の気質を判断材料に「不誠実なことをすると、激しく怒る国民。だからファウルには気をつけて。スイッチを入れてしまうとバイキングに変身します。その前に攻めて」と、サムライイレブンにアドバイス。「一度寝てから起きて、テレビの前で応援します」と決戦を待っている。

 ◆岡田 美里(おかだ・みり)1961年(昭36)8月24日、東京都出身の48歳。聖心女子大卒業後、スポーツキャスターとしてタレント活動。タレントの堺正章、スポーツインストラクター柳沼則夫氏と2度の結婚、離婚を経験。06年に紅茶コーディネーターの資格取得。料理教室主催、ティーサロン経営など実業家としても活躍。血液型A。

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