TKO 映画「蟹工船」出演で俳優に目覚めた

[ 2010年1月5日 06:00 ]

映画「蟹工船」のセットに使われた歯車を持つTKOの木本武宏(左)と木下隆行

 お笑いコンビ・TKOの木本武宏(38)と木下隆行(37)の映画初出演作となった「蟹工船」(SABU監督)が2月のベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品されることになった。

 2人は雑夫役。木下は「短いシーンのために8時間かけた日があった。納得いくまで何度も(撮り直し)。そういう細かいところも見てほしい」と抱負。木本も「映画の魅力に、病みつきになりました」と、俳優として目覚めた様子だ。
 「蟹工船」は、プロレタリア文学家の小林多喜二が1929年に出版した同名小説を、SABU監督が昨年映画化。劣悪な環境の船内でカニ缶を作る労働者が船内で蜂起するストーリー。原作は07年に再び脚光を浴び、08年には40万部が増刷され、社会現象となった。

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2010年1月5日のニュース