紅白視聴率は紅組V!ドリカムで50%超え

[ 2010年1月5日 06:00 ]

 昨年大みそかに放送されたNHK紅白歌合戦の歌手別視聴率トップは紅組のトリを務めたDREAMS COME TRUEだった。ビデオリサーチの調査を基にしたスポニチ集計によると、瞬間最高は午後11時27分で50・1%(関東地区)。ドリカムが「その先へ~紅白スペシャルヴァージョン~」を歌い始めた場面だった。

 ドリカムは2年ぶり13回目の出場となった。前回07年はボーカル・吉田美和(44)が夫を亡くしてわずか3カ月だったが、気丈に出場。ただ、翌08年は辞退した。今回は「第60回のテーマの“歌の力”を存分に披露してほしい」と初の紅組トリに抜てきされた。
 裏番組ではTBSが格闘技「Dynamite!!」で、魔裟斗(30)の引退試合のほか、吉田秀彦(40)と石井慧(23)の柔道五輪金メダリスト対決の好カードを放送。魔裟斗の判定勝ちの結果が伝えられると、紅白はフィナーレに向けて視聴率を伸ばし、ドリカムでピークを迎えた。「Dynamite!!」の瞬間最高は午後10時29分で吉田の判定勝ちが決まり、会場がわいたシーン。この時、紅白は小林幸子の歌い始めだった。
 一方、紅組応援のため緊急来日して注目された英歌手スーザン・ボイル(48)は42・2%、白組特別出場歌手として初出演した矢沢永吉(60)は42・5%だった。

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2010年1月5日のニュース