過激さはOZMA以上?「キノコホテル」デビュー

[ 2009年12月26日 06:00 ]

DJ OZMAが大絶賛のハレンチ系ガールズバンド「キノコホテル」

 人気アーティストのDJ OZMA(年齢非公表)が大絶賛のハレンチ系ガールズバンド「キノコホテル」が、来年2月3日にアルバム「マリアンヌの憂鬱(ゆううつ)」でメジャーデビューする。ステージ上でメンバー同士がディープキスするなど過激なパフォーマンスはOZMA以上!?だ。

 キノコホテルは自らを「支配人」と呼ぶボーカリスト、マリアンヌ東雲(年齢非公表)を中心に07年に女性4人で結成したガールズバンド。
 昨年発売した自主制作盤「真っ赤なゼリー」がディスクユニオンのインディーズチャートで1位になるなどロックファンの間で徐々に浸透。今年6月にはDJ OZMAからの依頼で、人気ユニット「矢島美容室」のプロモーションビデオに出演。テレビ朝日「ミュージックステーション」にも一緒に出演した。
 OZMAは友人からの情報でキノコホテルの存在を知ったそうで、すぐにネットなどで映像をチェック。個性的な作品に加え、濃厚なディープキスを始めたり、ミニスカ姿でオルガンにまたがって演奏したりと過激なライブパフォーマンスを気に入り、自身と縁の深いバンド「氣志團」のライブにも招待した。
 ユニークなバンド名は「耳にした人の想像力をかき立てる名前にしたかった」(マリアンヌ)ため。かわいらしくもエロチックで、メジャーデビューアルバム「マリアンヌの憂鬱」のキャッチコピーも「女のコはキノコが大好き」と銘打つ予定だ。
 「キノコ」といえば、DJ OZMAが06年大みそかのNHK紅白歌合戦で“裸騒動”を起こした時、自身の股間に付けていたのがキノコの模型。偶然ながらこの騒動の翌年に「キノコホテル」は誕生しており、ハレンチでスリリングな“OZMAイズム”を継承するバンドといえそうだ。
 マリアンヌは「ホテル創業2年。(メジャーデビュー盤は)毒と気品にあふれた作品に仕上がっております。謎めいた女の花園で生まれたロックンロールを堪能くださいませ」と話している。

 ◆キノコホテル 「支配人」ことマリアンヌ東雲(ボーカル&オルガン)を中心に、「従業員」ことイザベル=ケメ鴨川(ギター)、エマニュエル小湊(ベース)、ファビエンヌ猪苗代(ドラムス)の4人組。コンセプトはポップで過激で中毒性の高い大衆音楽。いずれも年齢非公表。

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2009年12月26日のニュース