赤西 歌って踊る単独ショー開催

[ 2009年11月19日 06:00 ]

 「KAT―TUN」の赤西仁(25)が来年、東京・有楽町の日生劇場で単独ショー「友&仁(You&Jin)」(2月7~28日)を開催することになった。歌あり踊りありで、観客はドリンク付きの大人のステージになる予定。「今までになかった経験で、自分にとって大きな挑戦。普段のコンサートとは違うものをつくりたい」と張り切っている。

 ショーの作・構成・演出を務めるジャニー喜多川社長は「米ラスベガスで開かれているスターショーのイメージ。これを日本に根付かせたい」と説明。通常のジャニーズの公演よりチケット代を高め(最高1万1000円)に設定。観客をオールスタンディング、ドリンク付きにするなどして単なるコンサートと違う“特別感”を演出する。

 舞台になるのは日生劇場。越路吹雪さんや歌手の都はるみ(61)らがリサイタルを開いた格調高い劇場で、エンターテインメント系の単独ショーが約1カ月にわたって開かれるのは異例。喜多川氏は「日生という字を組み合わせると星(スター)になる。スターシアターとしては最高の場所」と話す。

 今回の企画のきっかけになったのは、KAT―TUNが今年5月に行った東京ドーム公演。赤西が歌手クリスタル・ケイ(23)と歌詞を共作した楽曲「WONDER」を歌っているのを見た喜多川氏が「(ソロも)面白いな」と考え発案した。赤西は「観客を巻き込んだ参加型のショーにしたい」と演出案を語り、さまざまなアーティストと共演したいと話した。

 一方、赤西は先日、自身が薬物事件で逮捕されたという情報が流れ、マスコミ各社が確認に追われた騒動について言及。この騒動は実名入りで一部週刊誌で報道されたが「いい迷惑。(薬物について)全く身に覚えがない」と強調。「(逮捕情報が流れた当日は)夕食を(NEWSの)錦戸亮と食べていたら、マネジャーから“おまえ逮捕されたのか”という電話をもらって驚いた」と振り返り、ファンには「僕の発信するものを信じてもらえれば」と呼び掛けた。

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2009年11月19日のニュース