再び裁判…小室哲哉側に14万ドル求め提訴

[ 2009年9月20日 06:00 ]

 海外ブランドの子供服販売をめぐり、音楽プロデューサー小室哲哉(50)=詐欺罪で有罪確定=の経営する会社が代理店契約料の支払いを済ませていないとして、米国在住の女性が小室氏本人らに約14万ドル(約1280万円)の支払いを求め東京地裁に提訴していたことが19日、分かった。原告側によると、10月に第1回口頭弁論が開かれる予定。

 女性は、米国の俳優チャーリー・シーン(44)が手掛ける子供服販売の日本代理店を決める権利を持ち、2006年に小室氏の会社「ティーケーシーオーエム」(東京)と約20万ドルで契約。これまでに約6万ドルしか支払われず、女性が昨年秋にティー社へ残金14万ドルを求める別の訴訟を東京地裁に起こしていた。この訴訟でティー社側は少なくとも4万ドル分の支払い義務を大筋で認める一方、残る10万ドルについては別会社の取引をもって支払い済みと主張。
 女性側の弁護士は「約1年間の訴訟を通じても支払いに応じず不誠実な対応が続いたため、やむを得ず個人への提訴に踏み切った」としている。

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2009年9月20日のニュース