「最初で最後」染五郎 姉妹に出演依頼なんとか成功

[ 2009年8月16日 06:00 ]

三本締めで舞台を終える(左から)松たか子、薫子(松たか子の右隣の女の子)、松本幸四郎、市川染五郎(松本幸四郎の右後方)、松本紀保、金太郎(松本紀保の右隣の男の子)

 歌舞伎俳優の市川染五郎(36)が松本錦升(きんしょう)の名前で家元を務める日本舞踊松本流の公演「第9回 松鸚會(しょうおうかい)」が15日、東京都千代田区の国立劇場で行われた。

 染五郎が原案の新作舞踊劇「静謐(せいひつ)」では、染五郎と父・松本幸四郎(66)、姉で女優の松本紀保(37)、妹で女優の松たか子(32)、さらに染五郎の長男・松本金太郎(4)、長女・藤間薫子(2)と、高麗屋一家3代が勢ぞろい。製作も担当した染五郎は終演後「姉、妹への出演交渉はなかなか大変でした。6人がそろう公演は最初で最後でしょう」と“プレミア公演”だったことを強調した。

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2009年8月16日のニュース