裕次郎さん命日 やっぱり雨だった!!

[ 2009年7月18日 06:00 ]

故石原裕次郎さんの命日に二十三回忌の墓参を行った前列左か神田正輝、渡哲也、舘ひろし(右から3人目)ら石原軍団と石原まき子さん

 石原裕次郎さん(享年52)の命日にあたった17日朝、夫人の石原まき子さん、石原プロモーション社長の渡哲也ら「石原軍団」は横浜市鶴見区の総持寺で墓参した。「雨男」でも知られた裕次郎さんらしい天気の中、渡らは墓前に手を合わせた。

 午前8時すぎ、墓前でまき子さんがあいさつに立った瞬間、雨が降りだした。「雨男」と呼ばれた裕次郎さんが、まるで最愛の夫人の言葉に応じたかのようだった。
 今月5日、国立競技場(東京都新宿区)に約11万7000人が訪れた二十三回忌の法要イベントでは雨が降らず、時折晴れ間ものぞいたが、それ以外の節目の法要はすべて雨。この日も未明まで降っていた雨が一時はやんでいた。
 まき子さんは、しずくを体で受けながら、駆け付けたファン約500人に向かって「長い間、裕次郎を思ってくださるその思いをありがたく、感謝しております。裕次郎の歌を聴き、映像を見ながらいつまでも健やかに、どうぞ、お元気でお過ごしくださるように」と頭を下げた。
 渡は「朝、雨が降っていて、いつものように裕次郎さんが(命日の)7月17日を知っていて、降らしているのかなと思いました」と笑顔で雨空を見上げた。
 一方、「感謝の夕べ」では兄の石原慎太郎都知事(76)があいさつ。5日のイベントは都議選応援のため欠席しており「(国立競技場で)大それたことをやったようですが、reluctant(気が進まない)でした。幸か不幸か都議会選挙で失礼しましたが、弟のバチが当たったのか、(自民党は)さんたんたる結果でした」と笑わせた。そして「どうか皆さん、もう忘れていいですよ、死んだ人間は。皆さんの変わらぬ友情に兄として心から感謝しますが、死者にかまけない方がいい」と“慎太郎節”で語った。
 会場には、知事の長男石原伸晃衆院議員、次男で俳優の石原良純、三男の石原宏高衆院議員の姿も。長嶋氏は、長男の一茂氏(43)とそろって会場に入った。

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2009年7月18日のニュース