小澤征爾氏が復活!若者たちを力強く指揮

[ 2009年7月18日 06:00 ]

 ヘルニアの手術で先月、海外での公演を取りやめた指揮者の小澤征爾氏(73)が17日、横浜市の神奈川県民ホールで公開された「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト」のリハーサルに参加。力強い動きで“復活”ぶりを披露した。プロジェクトは若手音楽家の育成を目指すもので、今年が10回目。小澤氏は「ぐんぐん伸びる若者とやるのは本当に楽しい」と話し、時折大きな声で指示を与えながら若い才能をリード。身をかがめる際にまだ痛みがあるというが「前より集中力はあるみたい」と話した。演目はグリム童話でも有名なフンパーディンク作曲の歌劇「ヘンゼルとグレーテル」。20日の同ホールを皮切りに東京、大津、名古屋、浜松で公演予定。

続きを表示

2009年7月18日のニュース