モックンがエール「強い松坂さんを見せて」

[ 2009年3月21日 06:00 ]

「桶川市栄誉賞」の贈呈式に出席した本木雅弘。母校加納小学校の児童たちと校歌合唱

 第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンが2次ラウンドを1位通過した20日、“オスカー俳優”本木雅弘(43)らが各地でエールを送った。連覇をかけた準決勝、決勝を目前にして、日本列島の興奮は高まるばかりだ。

 主演した映画「おくりびと」が第81回アカデミー賞外国語映画賞を獲得した本木は、桶川市栄誉賞と埼玉県民栄誉章を受章し地元の桶川市などで贈呈式に出席した。
 WBC準決勝、決勝が行われる米ロサンゼルスのドジャースタジアムは、先月23日にアカデミー賞授賞式が開かれたコダック・シアターからわずか10キロほどの距離。日の丸のピンバッジを襟に着けて、一足早く快挙を達成した本木は「奇跡が起こるロスということで応援しています」と力を込めた。
 準決勝で先発が濃厚な松坂大輔投手(28)にも期待。くしくも松坂は00年と04年に埼玉県から彩の国スポーツ功労賞を受賞しており、「嵐の中を堂々と突き進んでいる人に対して、僕から言えることはありません。その存在感を持って、より強い松坂さんを見せてください」とベストピッチを注文した。
 この日、桶川市栄誉賞の贈呈式では、両親や地元の同級生ら1200人から祝福を受けた。記念揮毫(きごう)でしたためた文字は「誉郷(ほまれのさと、もしくは、よきょう)」。「神から与えられた喜びを故郷のみんなで分かち合いたかった」と笑顔で説明した。

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2009年3月21日のニュース