父の跡継ぎ三平襲名、披露興行始まる

[ 2009年3月21日 17:40 ]

 落語家の林家いっ平(38)が21日、父の名跡を継いで2代目林家三平を襲名、東京都台東区の鈴本演芸場で襲名披露興行が始まった。

 三平は、「昭和の爆笑王」と呼ばれ、1980年に死去した初代林家三平さんの次男で、兄は林家正蔵さん。
 口上で、落語協会常任理事の三遊亭金馬さんは「先代に負けないように努力すると思うので、おかしくなくても笑ってやってください」とあいさつ。
 トリをつとめた三平は、先代譲りのギャグ「どーもすみません」のポーズをまじえながら「荒茶」を口演し、満員の観客を沸かせた。終演後、三平は「天国から父が応援に来ているような気がした。父という大きな目標に向かって前進しなければならない」と決意を述べた。
 都内定席での披露興行は、4月末まで続く。

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2009年3月21日のニュース