ミス日本グランプリに女子高生、宮田麻里乃さん

[ 2009年1月26日 14:52 ]

2009年度ミス日本に選ばれた(左から)ミスネイチャー・貞広恵沙さん、ミス着物・松本蘭さん、グランプリ・宮田麻里乃さん、「海の日」・池永由宇さん、「空の日」・浜地やよいさん

ミス日本グランプリ 宮田麻里乃さん

ミス日本ミス着物 松本蘭さん

ミス日本ネイチャー 貞廣恵沙さん

ミス日本「海の日」 池永由宇さん

ミス日本「空の日」 濱地やよいさん

 2009年度ミス日本グランプリ決定コンテスト(スポーツニッポン新聞社後援)が26日、東京・新宿の京王プラザホテルで開催され、東京都在住の高校2年生・宮田麻里乃さん(17)がグランプリに輝いた。高校生のグランプリ受賞は10年ぶり4人目の快挙。初の平成生まれの“女王”誕生となった。
 「おもいやりあふれるこころ美人」をテーマに開催された今回の応募者は3508人。その“頂点”に立った宮田さんは、驚きと喜びに声を震わせながらも、しっかりとした口調で「これからに期待して選んでいただけたんだと思います。選んでよかったと思われるような女性になりたい」と抱負を語り、チャーミングな笑顔をはじけさせた。

 「悔いを残さないように、ありのままの自分を出そうと思った」という自然体の姿勢、等身大の受け答えが栄冠を引き寄せた。審査員の質問に対し、飾ることなく自分の考えを自分の言葉で話し、好感を集めた。特にオバマ米大統領の名言「Yes We Can!」にちなんで「今のあなたにできることは?」という問いに対し、「横断歩道でお年寄りや小さな子供の手を引いてあげる」と答えたことは、審査員の心をつかんだ。

 「大学に進学し、経済ジャーナリストになりたい」という明確な目標を持つ一方で、アニメ好きだったり、賞金の100万円について「まだお金の使い方を知らないので、親に預けるのが一番だと思う」と話すなど高校生らしい一面も…。結果的には大学生、社会人の“お姉さんたち”を退けてのグランプリ獲得となったが、「今は石川遼くんとか浅田真央ちゃんとか、高校生でも活躍している人がたくさんいるので…ミス日本の名に恥じないように頑張りたい」と力強い。その石川とは同い年。大きな可能性を秘めた若きミス日本の活躍が期待される。

 なお、各賞も発表され、ミス着物は松本蘭さん(25)、ネイチャーには貞廣恵沙さん(25)、「海の日」は池永由宇さん(20)、「空の日」には濱地やよいさん(24)が、それぞれ選ばれた。

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2009年1月26日のニュース