ラサール石井が謝罪「欠陥商品を自主回収した」

[ 2008年11月17日 11:41 ]

 麻生首相を批判したエントリーでブログが炎上したタレントのラサール石井が(53)17日、騒動後初めてブログを更新し、おわびのコメントを掲載した。

 ここ数日はホテルにこもり芝居の脚本を書いていたそうだが、炎上するブログには「時折手にしてブログを見たら、見るたびにエライことになっていて驚いた」という。

 13日昼ごろまでに火付け役となった12日のエントリーは削除されたが、その理由は「あらためて読み直してみると、自分から見てもたしかに好印象ではなかった(中略)言わば欠陥商品の自主回収のようなものだ」と説明。

 問題となったエントリーには麻生首相がラサールを無視したことなどがつづられていたが、ユーザーから「芸人なら自虐ネタに持っていけ」と指摘され「書き方を変えれば、もっと傲慢ではなく、しかももっと笑える、そしてもっとリアルな文章が書けたはずであった」と悔やんだ。

 寄せられたコメントには「正論なのでエントリーを削除すべきではなかった」という意見もあったが「無視を決め込み篭(ろう)城することも、敢えて反論し矢刺さり血だらけになることも、私は選べなかった」と弁解。これまで掲載してきたコメント欄を閉鎖したこととあわせて、今回の騒動について「このブログを読んできてくれた皆様にお詫びいたします」と謝罪した。

 さらに「30代や20代の頃には、もっと言葉を大事にものを書いていたような気がする」と述懐。「誤解されない表現も模索していきたい」「自分の名誉のために断固闘わなければいけないときもあるだろう」などと自らに言い聞かせるようにつづり「ブログはまだ続けて参りますのでヨロシク」と呼びかけた。

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2008年11月17日のニュース