台湾でエビちゃん熱沸騰!夢はアジア制覇

[ 2008年7月22日 06:00 ]

訪台を大きく報じる地元紙を手にする蛯原友里

 モデルの蛯原友里(28)が21日、台湾・台北市内で開かれたファッションショーに出演し、アジア進出を果たした。資生堂の化粧品ブランド「マキアージュ」のPRを兼ねたショーで、“エビちゃん人気”に現地メディア約100社が集まる盛況ぶり。出演CMは台湾のほか、韓国や香港でも放送されており「韓国や中国のファンにも会ってみたい」と“アジア制覇”に意欲を見せた。

 おしゃれなチャペルが併設する結婚式場「内湖麗庭荘園」で行われたファッションショー。海外での出演は初体験とあって、本番前は「ちょっと緊張する」と顔をこわばらせた。それでも、台湾No・1モデルの林又立(リン・ユーリ)らに続く“大トリ”で登場すると、堂々のウオーキング。ファッション関係者ら約300人で埋まった会場の視線をくぎ付けに。
 ショーは「メーキャップと、国境を越えたファッションのコラボ」をテーマに企画された。同ブランドのCMキャラクターは、蛯原のほか、スーパーモデルのアギネス・ディーン(25)、伊東美咲(31)、栗山千明(23)、杏(22)の5人。中でも蛯原は、日焼け止めブランド「アネッサ」のCMをきっかけに台湾でも人気に火がつき、抜群の知名度で“日本代表”に選ばれた。
 5人がそれぞれ登場する5つのソロバージョンCMも、台湾では蛯原とアギネスの2バージョンのみの放送。商品は、蛯原をCMに起用した05年から急速にシェアを高め、今では台湾女性の5人に1人が持つNo・1ブランドに成長した。この「エビ売れ」現象が台湾で広がっている状況に「超うれしいです。モデルとしてだけでなく、デザイナーや女優としても台湾進出してみたい」と抱負。アジア各国での活動についても「ぜひ、いろんな国のファンに直接会いたいです」と意欲を見せた。
 現地での愛称は「小蝦(シャオ・シャー、エビちゃんの意味)」。これを取材陣から聞かされると「私もまだまだですね。大蝦(おおえび)と呼ばれるよう頑張りたい」と冗談めかしながら、さらなる飛躍を誓った。

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2008年7月22日のニュース