日本ハムの「サチトラ」、逆襲合言葉だ　山崎福也&伏見寅威、オリの名コンビが再タッグ

＜日本ハム・伏見、山崎トークショー＞笑顔で話す伏見（左）と山崎（中央、右は極楽とんぼ・山本圭壱）＝撮影・沢田　明徳
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　日本ハムの山崎と伏見が10日、さいたま市内でトークショーを行った。バッテリーを組んだオリックス時代から仲が良く、名前の福也（さちや）と寅威（とらい）の頭文字を取り「サチトラ」コンビと呼ばれた2人は、息の合ったところを見せ会場を沸かせた。

　昨オフにFA移籍した伏見に1年遅れで、山崎も日本ハムへFA移籍。副産物で泣き笑いもあった。昨季の直接対決で伏見が11打数6安打の打率.545、1本塁打と打ちまくり、山崎は「パ・リーグで相性が悪い打者が3人くらいいる中の1人です。嫌でした。（苦手が）減ったのでうれしい」とニッコリ。

　対して伏見は「俺は痛いよ。得意な投手がいなくなった」と苦笑い。それでも、互いの特徴を知り尽くしたコンビ再結成が大きな力になるのは確かだ。

　「成長する福也を受けるのが楽しみ。2人の良さを出していきたい」と2学年上で兄貴分の伏見。既に新庄監督は4月2日の本拠地開幕・楽天戦でのコンビ起用を明言しており、再結成の「サチトラ」が2年連続最下位から逆襲の合言葉となる。（秋村　誠人）