大谷翔平超えの「3刀流」ジャイアンツの2年目レジー・クロフォードは「競泳で五輪出場」が目標だった

[ 2024年1月11日 18:38 ]

ジャイアンツの本拠地サンフランシスコのオラクル・パーク。クロフォードの伝説が今季から始まるかもしれない。
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 大リーグ公式サイト「MLB.com」がジャイアンツが2022年ドラフト1巡目指名した逸材レジー・クロフォード投手(23)を特集した。

 現在はジャイアンツ傘下マイナーで投手と打者で活躍するクロフォードは「大谷翔平を追う二刀流プレーヤー」として注目されているが、実は競泳で五輪出場を目標にしていた「三刀流」だった。

 クロフォードは同サイトのマット・モナガン記者に「五輪を目指していた。大学の奨学金をもらうために泳いでいた」と明かした。

 水泳は幼稚園から始め、野球と両立してきたという。

 競泳の練習はハードで「高校時代は朝5時から7時30分まで練習。授業を受けて放課後は30~40分の陸上トレーニングの後、2時間半の練習をしていた」。誰もが縮み上がるような過酷さだった。

 18歳で50メートル自由形のペンシルバニア州記録を更新した。

 一方で野球では大学3年間で13本塁打。投げては7回2/3で17奪三振を記録した。1メートル93と大谷を上回る長身から投げ下ろす直球は100マイル(約161キロ)以上。2023年シーズンはマイナーで19イニングで32奪三振という信じられない記録をつくった。

 「今もときどきプールに入る」というクロフォードだが、現在の目標は五輪から大谷の偉業へと変わったようだ。

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