広島・九里 新フォームに手応え 32歳が初の開幕投手目指す「先発をやっている以上は」

[ 2024年1月7日 05:45 ]

広島・九里
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 広島・九里も初の開幕投手に名乗りを上げた。いち早く大役への意欲を示した森下とともに自主トレを公開し「先発投手をやっている以上は目指してやりたい。そのためには、しっかりしたものを見せていかないといけない」と力を込めた。

 11月に来日した「ドライブライン・ベースボール」の担当者から指摘され、オフは「歩幅を6~7足から5足に」狭めるフォーム改造に着手。羽根付きの投てき物を投げるジャベリックスローを練習に取り入れるなどして手応えを感じ取る。

 「高い重心で投げるイメージ。キャッチボールやシャドー投球の感覚は良くなっているし、下半身からの力の伝わり方は去年よりもいいのかなと思う」

 今後はマウンドの傾斜を使って投球する際「違和感がないよう」習熟に励み、キャンプインの2月1日に「捕手に座ってもらって投げられる状態にもっていけたら」と語った。

 5年連続で務めた大瀬良が昨秋に右肘手術を受け、開幕投手を巡る情勢は不透明。防御率(2・53)と投球回数(174回1/3)で昨季キャリアハイを更新し進化し続ける32歳に担う力は十分ある。

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