メッツ・千賀 昨春キャンプでのコーチの監視に困惑「信用してもらえなかった」

[ 2024年1月7日 13:13 ]

メッツの千賀滉大投手(ロイター)

 メッツの千賀滉大投手(30)が7日、「とんねるず」の石橋貴明(62)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。昨春キャンプ中に投手コーチから常に行動を監視されていた裏話を披露した。

 メジャーは投手の球数制限が厳格に定められており、キャンプ中からコーチ陣が各投手の1日の球数を管理している。昨年がメジャー1年目だった千賀は、球数制限については「僕はもとからたくさん投げたいと思っていなかったので気にならなかった」としたが「あんま投げすぎたら〝今、何球だ。大丈夫か〟とよく言われる」と明かした。

 千賀が驚いたのはブルペン後のコーチの行動だった。「投げちゃだめと言われているので投げなかったですけど、ブルペン終わった後にボールを触りたいから(マウンドの)傾斜にいるだけでコーチがそわそわして、あいつなんかしでかすんじゃないか、また投げるんじゃないかって常に管理されていた。投げない、投げないって」と笑いを交えてキャンプ中の出来事を振り返った。

 1日練習が当たり前の日本式キャンプとは違い、メジャーキャンプの投手練習は基本的に昼頃には終えるメニューとなっている。千賀は「マウンドの傾斜に合わすためにマウンドで生活して、マウンドで長いこといて軽く腕を振ったりして過ごしていた」と自主練習していたことを明かしたが、球数を管理する投手コーチも常に付きっきり。「日本人は投げたがるからって。信用してもらえなかった。いつかボールを投げるんじゃないかと思って後ろでコーチがずっといた。もう帰っていい時間なんですけど、ずっと僕を監視していました」と徹底マークに困惑したことを明かした。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年1月7日のニュース