阪神育成1位・松原 新人ブルペン一番乗り!春季キャンプでのアピールへ「準備はしっかり」

[ 2023年12月20日 05:15 ]

阪神育成1位・松原(撮影・北條 貴史)
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 阪神・育成ドラフト1位・松原快投手(24=日本海・富山)が、新人としては一番乗りでブルペン入りした。捕手の藤田を立たせた状態で直球とスライダーを交えて15球。6、7割程度の力でマウンドの傾斜や投球の感覚を確かめた。

 「直球は吹きあがっていくような軌道を意識していて、それに近い球を投げられた。2月を逆算して、考えながらやっている。投げられる準備だけはしっかりやっておきたい」

 来年2月の春季沖縄キャンプでの本格アピールへ向けて投球練習も開始。独立リーグ時代はアルバイトの後に練習していた。しかしプロでは思う存分に練習することができる。「農業、飲食店、運送業…いろいろやりましたね。農業はにんじんをS、M、Lのサイズに仕分けしていた。1日8時間。その後に練習していました。(野球に専念できる今は)本当にありがたい。体の調子も良い」。過酷な環境下でも最速156キロを記録。今後は恵まれた環境でどんな成長を見せるのか――。若き右腕の伸びしろは計り知れない。(松本 航亮)

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