イチロー氏「甲子園はプロに行くためのアピールの場所」 2度とも1回戦負け「レベルの差を感じた」

[ 2023年12月20日 18:05 ]

高校時代のエピソードを語るイチローさん(C)Konami Digital Entertainment
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 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(50)が20日、YouTube「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」に出演。高校野球の監督となって遊ぶ「パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード」とのコラボが実現し、“監督イチロー”としての監督論や高校時代のエピソードなどを語った。

 イチロー氏は動画内で実際にゲーム「パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード」をプレー。甲子園とは?との質問に対し、「甲子園に出られる学校なんて3千何百かのうちの49校だからね。だからと言ったってゲームだからね。もうちょっと勝たせて欲しいよなー」とボヤく場面があった。

 続けて自身の高校時代を振り返り「僕の母校は愛工大名電。強豪と言っていいのか分からないけど、野球では“私学4強”の一角。甲子園2回出たのね。2回とも1回戦負け。だけど、僕らが負けた相手は2校とも決勝まで行ってる。優勝と準優勝。そこで自分たちのプライドを何とか保ったっていう。それで甲子園優勝チームって、こういうレベルなんだっていうのは実感としてはあったんだけど、その差は結構あるんだなとも感じた」と明かした。

 さらに「ただ、僕の中では甲子園はプロに行くためのアピールの場所だったので、それほど甲子園の優勝というのは(狙ってなかった)…自分たちのレベルを考えれば実際に難しいのは分かっていたし、客観的に見てこういうチームが優勝するんだろうなってイメージは今の方ができる」と話した。

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