杉谷拳士さん 古巣・日本ハムの育成選手に「上沢直之のような」と大きな期待 まだデビュー前

[ 2023年11月16日 16:51 ]

杉谷拳士氏
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 昨季限りで現役を引退した元日本ハム内野手の杉谷拳士さん(32)が15日深夜、テレビ朝日の冠番組「杉谷拳士が取材中」(水曜深夜2・47)に出演。将来的には上沢直之投手(29)のような存在に…と大きな期待を寄せている日本ハムの投手を紹介した。

 この日は、今季大きく飛躍し、侍ジャパン入りも果たした万波中正外野手(23)へのインタビューを敢行するため、杉谷さんにとっても思い出の地である日本ハムの2軍練習場・鎌ケ谷スタジアムを訪ねた。

 帝京高校時代の後輩でもある松本剛外野手(30)らニッコニコの元チームメートたちにあっという間に取り囲まれ、いじられ、相変わらずの“愛されキャラ”ぶりを見せつけた杉谷さん。その後、スタンドに上がって練習を見学しながら注目選手について「鎌ケ谷に一人、福島蓮選手がいるんだけど…」と話し出した。

 福島蓮投手(20)は八戸西から2021年育成ドラフト1位で日本ハム入りし、今季が2年目の身長190センチ右腕。まだ1軍デビュー前の育成契約選手だ。

 だが、杉谷さんは「この選手がいつしかファイターズを背負っていくんだろうなっていう雰囲気が出てるっていうかな、うん」とキッパリ。

 「キャッチボールの時もそうだし、フィールディングしている姿もそうだし。何か育成出身、育成ドラフトで入った選手だけども、順調に育っていったら今の上沢直之のような。ファイターズを背負って立つような選手になるんじゃないかなと思って見ちゃうねぇ…」と背番号121の若者に目を細めた。

 それでも、「ただ一つ言えるのが、体はもちろん大きくなっているんだけど、夏ぐらいに見た時よりもちょっと細くなっているんだよね。なんでかな?と思ったら“インフルエンザにかかってやせちゃったんです”って。“インフルエンザにかかって体重3キロやせました”ってなって“そのあとなんか食べれなくて2キロ減って(合計)5キロ減りました”って」と福島とかわしたという会話の内容を披露。「お前、いい加減にしろ!って」と軽く“説教”したことを明かした。

 「もっと食べなきゃダメですよ。まだまだ線が細いんで。たくさん食べてね、もっと強い選手になってもらいたいですね、うん」。大きな期待を寄せる有望選手だからこそ、ちょっぴりお小言も言いたくなる愛情深い先輩だった。

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