ソフトB　松山秀明内野守備走塁コーチが来季は2軍監督へ　小久保新監督と「青学」ホットライン

来季は2軍監督に就任する松山秀明内野守備走塁コーチ　　（福岡ソフトバンクホークス提供）
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　ソフトバンク・松山2軍新監督も誕生することも21日、分かった。小久保新監督の4歳年上で同じ青学大、さらに同郷の和歌山県出身。奈良原氏とは大学で二遊間を組んだ。強固な“青学大ライン”のもと、初采配を振るう。

　松山コーチは引退後、オリックス、阪神、ロッテ、ソフトバンクで内野守備走塁コーチを務めてきた。仰木彬、岡田彰布、伊東勤ら勝負師のもとで、帝王学を吸収。仰木マジックも「アレ」の仕方も知る守備、走塁の専門家だ。昨季は小久保新監督のもと2軍選手を指導。リチャードや井上の守備を徹底して鍛え上げた。助言は的確で指導は厳しいが、寄り沿うスタイルかつ情熱家。小久保監督と連係を密にし新戦力を1軍に送り込む役目も託される。

　◇松山　秀明（まつやま・ひであき）1967年（昭42）4月18日生まれ、和歌山県出身の56歳。PL学園、青学大で主将。89年ドラフト5位でオリックス入団、98年に現役引退。通算126試合、打率・253、2本塁打、7打点。引退後はオリックス、阪神、ロッテ、起亜（韓国）、ロッテで内野守備走塁や守備コーチを歴任。22年にソフトバンク2軍内野守備走塁コーチ、今季は1軍同コーチ。1メートル74、77キロ。右投げ右打ち。