江川卓氏 ロッテ・ポランコの本塁打王「これはあり得る」巨人では難しかった理由は?

[ 2023年10月22日 14:39 ]

江川卓氏
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 元巨人の江川卓氏(68)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。セ・パ両リーグの個人タイトルを総括した。

 パ・リーグの打撃部門ではロッテ・ポランコの本塁打王獲得に注目した。

 巨人から移籍1年目でのタイトル獲得で、手放した巨人は批判されがちだが、真っ向否定した。

 江川氏は「(ポランコの本塁打王?)これはあり得る。ただ巨人では難しい。打率がそんなに高くないので、ずっとレギュラーで試合に出場するのが難しい」と指摘した。

 本塁打は26本でソフトバンク・近藤、楽天・浅村と並んでキングに輝いたが、打率・242は規定打席到達者22人中18位。出塁率も同17位。

 巨人には岡本和ら長距離砲が揃う。繋ぎ役が出来ずに守備や走塁にも難があるポランコの出場機会が代打に限定される可能性は高かった。

 ロッテにはDHがあり、繋ぎ役が多い打線にポランコがフィットし、本塁打王という結果になった。

 江川氏も「ロッテで活躍してよかった」と適材適所の移籍を振り返った。

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