辻発彦氏 名手が語る「守備で一番大事なこと」普通に捕って当たり前を…ただしイチロー氏の打球には…

[ 2023年9月15日 17:40 ]

辻発彦氏
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 元西武監督の辻発彦氏(64)が、槙原寛己氏(60)のYouTube「ミスターパーフェクト槙原」に出演。守備で一番大事なことを語った。

 二塁手としてゴールデングラブ賞をパ・リーグ最多の8度受賞した辻氏は「ピッチャーが打ち取ったボールを捕ること」と明快に答えた。

 「ピッチャーはいい当たりはヒットでしょうがないと思うよ」とし、「いい当たりに飛び込んでアウトにすることもあるが、普通に打ち取った当たりをアウトにすることが大事」と続けた。

 オリックス時代に安打を量産していたイチロー氏の投手の頭を越える緩い打球の安打に関しても「そこは絶対アウトにしてやろう」と強い意識で守っていたという。

 辻氏は最近の一部の野手について「やたらスライディング(足を滑らせて)するでしょ?必要な場合もあるが、(始めから)スライディングで捕るタイミングで入るからスピードが緩くなる」と指摘。全力で正面に入って落としたとき失策が付かないように保険をかけたプレーに見えると戒めた。

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