中日・岡林 74年ぶり球団記録更新の26試合連続安打「必死にやった結果です」

[ 2023年8月14日 06:15 ]

セ・リーグ   中日2ー1広島 ( 2023年8月13日    バンテリンD )

<中・広>初回、中日・岡林は球団新記録となる26試合連続安打を放ち、花束を受け取る(撮影・椎名 航)
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 中日・岡林の快音が鳴りやまない。初回先頭の第1打席、3ボール1ストライクからの5球目、相手先発の遠藤が投じた真ん中144キロ直球を巧打し左前へ運んだ。「初代ミスタードラゴンズ」として知られる西沢道夫が49年に打ち立てた球団記録を74年ぶりに更新する26試合連続安打だ。

 「目の前の試合を、毎試合毎試合、必死にやった結果です。偉大な方の記録を超えられたことは光栄です」。一塁塁上で花束を手渡され、客席のファンへ、何度も頭を下げた。

 7月11日のヤクルト戦(神宮)から1カ月が過ぎても安打を重ねてきた。若きリードオフマンについて、立浪監督は「バットを振り続けてきた彼の努力の結果。球団記録は74年ぶり?100年くらい抜かれないのでは」と称えた。

 高卒3年目の昨季は161安打で最多安打のタイトルを獲得。129安打は12球団トップで、2年連続のタイトルも射程圏だ。79年の高橋慶彦(広島)のプロ野球記録となる33試合も、現実味を帯びてきた。

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