西武佐藤隼が5試合ぶり無失点リリーフ「球の強さは戻ってきたかな」

パ・リーグ   西武2―4楽天 （ 2023年7月23日    ベルーナドーム ）

西武・佐藤隼
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　西武の連勝は7で止まったが、5番手に登板した佐藤隼輔投手（23）が1回1安打無失点で5試合ぶりに零封とした。

　「とりあえずホッとしました」。9回に登板して先頭辰己を151キロ直球で遊飛。太田には二塁打を浴びたが、村林を遊ゴロ、小深田はこの日最速の152キロで一ゴロ。「球の力が戻ってきたのかな。同じ150キロでも指のかかり、打者の手元で押せているかは違う」といい感触が左手に残った。　

　前半戦は主に8回の男として奮闘。しかし、6月18日広島戦から4試合連続失点と疲れが見え始め、3日に出場選手登録を抹消されていた。ファームでは、これまで1週間に1回だったウエートを3回に増やし、左足にための作るフォームを作り直した。

　「球の強さを戻すためにリセット方法も勉強になった。良い感覚はつかめました」。

　本格的に中継ぎに転向して1年目。「また信頼は0になったと思う。ここから取り戻せるように」。リフレッシュして左腕リリーバーが、巻き返しに燃えている。