10年前の球宴名場面…藤浪VS中田の大阪桐蔭対決での“乱闘劇”の真相 西岡剛「1球目は僕ですけど…」

[ 2023年7月20日 22:20 ]

2球続けてのスローボールに日本ハム・中田は阪神・藤浪に詰め寄る?(撮影・大森 寛明)
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 「マイナビオールスターゲーム2023」は20日、マツダスタジアムで第2戦が行われ、全パが6―1で快勝した。この試合を生配信したABEMAで解説を務めた06年の第1回WBC優勝メンバーで、ロッテ、阪神や大リーグで活躍し、現在はプロ野球独立リーグの「北九州下関フェニックス」で選手兼監督を務める西岡剛(38)が10年前のオールスターでの出来事について真相を語る場面があった。

 10年前の「マツダオールスターゲーム2013」第2戦(神宮)。全セの4番手として6回からマウンドにあがったのが当時阪神・藤浪。2死走者なしで大阪桐蔭の先輩で当時日本ハム・中田との勝負が実現した。

 まるでキャッチボールのようなフォームで初球から中田の頭のはるか上を越えるボールで球場をざわつかせた。注目された2球目も再び山なりのボールが頭の上へ。中田は怒った。バットを叩き付け、マウンドに詰め寄ろうとする。慌てて止める捕手の谷繁。前代未聞のパフォーマンスとなった。試合後に「剛さんの指示です。“何か面白いことやれ”って。当てろ、とは言われなかったですけどね」と笑みをこぼしながら明かした。

 ABEMAでは過去の名場面として藤浪VS中田を取り上げた。西岡は「これ僕が指示したって言われてるんですけど、1球目は僕ですけど(乱闘騒ぎは)谷繁さんがサインを出してます。皆さんが知っている情報は間違っています」と情報を訂正して真相を明かした。

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