オリックスがエースでまさかの陥落 山本由伸の連続QSは19で、ソフトバンク戦連勝は5でストップ 

[ 2023年6月24日 05:00 ]

パ・リーグ   オリックス1ー7ソフトバンク ( 2023年6月23日    ペイペイD )

2回、牧原大の適時二塁打で失点しマウンド上で平井コーチ(中)と話す山本(左は若月)(撮影・岡田 丈靖)
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 オリックスはエースの山本が2回までに7安打を浴びて今季自己最多の4失点と打ち込まれ、打線も今季初対戦となった有原の前に沈黙。ソフトバンクとの首位攻防第1ラウンドに完敗して連勝が4で止まり2位に転落した。中嶋監督は体調不良からの復帰初戦を白星で飾れず悔やんだ。

 「そんなに打たれることがない投手がパンパンといかれたんでね。ベンチが沈んだ感じはあった。こちらが何とかケツを叩いていかなきゃいけないところだったんですけど、そのまま終わっちゃいました」

 山本は3回以降は立て直し、6回8安打4失点。100試合連続の先発5イニング以上投球を達成したが、連続クオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)は19試合でストップ。自身の連勝も、対ソフトバンクの連勝も5で止まり「立ち上がりはあまりいいフォームで強いボールが投げられず、少し甘くいったところをしっかり打たれてしまった。そこから修正はできたが、ちょっと遅かった」と振り返った。(中澤 智晴)

 《森が有原から先制11号》 ○…森が西武時代から得意にしていた有原に強烈な一撃をお見舞いした。初回2死からの打席。2ボールからストライクを取りにきたスライダーをフルスイングで右翼席へ運ぶ11号先制ソロを放った。自身が西武時代の18年5月27日に満弾を放って以来となる通算2本目となる有原(当時は日本ハム)からの一発。「打ったのはスライダー。感触も良かったし、とにかく先制点を取ることができて良かった」。その後の打席は抑えられ、試合も敗れたが、首位攻防戦の初戦で主砲が意地を見せた。

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