巨人・戸郷翔征が圧巻投球 今季初の伝統の一戦で二塁踏ませず、7回零封で降板 防御率0・00

[ 2023年4月11日 20:02 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年4月11日    東京D )

<巨・神>巨人先発・戸郷(撮影・尾崎 有希)
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 巨人の戸郷翔征投手(23)が今季初の伝統の一戦となった阪神戦(東京D)で今季2度目の先発登板。7回を散発3安打無四球、二塁も踏ませない好投で勝利投手の権利を得て降板した。

 前回登板した4日のDeNA戦(横浜)は6回5安打無失点と好投し、自身初のバースデー登板を白星で飾った。そこから中6日。今季ホーム初登板となった阪神戦はチームが5連敗中というなかでのマウンドだったが、序盤から圧巻の投球を見せた。

 初回、2回を3者凡退で立ち上がると、3回は2死から中田翔の失策で相手先発投手の西勇を一塁に出したが、後続をピシャリ。その後も二塁すら踏ませない投球で、初回に梶谷の適時打でもらったわずか1点を背に7回まで87球を投げぬいた。

 1―0のまま迎えた7回、1死満塁で打席が回ると、ここで代打・長野がコールされて戸郷は降板。長野は一ゴロに倒れたが、2死満塁からオコエが2点適時打を放って3―0となっている。

 戸郷の投球内容は7回で打者25人に対して87球を投げ、3安打無失点。5三振を奪い、与えた四死球はなし、直球の最速は148キロだった。

 ▼戸郷 無四球、無失点に抑えられて良かったです。野手の方が早い回から点を取ってくれたのでリズム良く投げれました。7回、点がほしい所で取ってくれて良かった。この後ベンチでしっかり応援します。
 

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2023年4月11日のニュース