06年WBCで“世紀の誤審”経験 上原浩治氏が侍ジャパンに伝えるNG行為「スゴい嫌がられます」

[ 2023年2月27日 21:52 ]

上原浩治氏
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 巨人やメジャーリーグでも活躍した上原浩治氏(47)が26日深夜放送のテレビ朝日「WBCバイブル~世界の野球を楽しむ方程式~」(日曜深夜0・25)に出演。06年第1回WBCで「世紀の誤審」として有名となった場面について言及した。

 「世紀の誤審」とも言われたのは06年第1回WBC2リーグ米国戦。3―3と同点の8回、1死満塁の絶好機で三塁走者の西岡が左飛にタッチアップして生還。しかし、西岡の離塁が早かったとして米国の抗議を受け、デービッドソン球審が判定をアウトに覆し物議を呼んだ。日本は結局、試合に敗れ球審の名前は日本のファンの間で一躍知られるようになった。

 この場面について上原氏は「世紀の誤審。ボブ・デービッドソンですね。あのタッチアップはどう見ても早くないですよね」とバッサリ。3月の第5回WBCでも経験することになる外国人審判について「まずストライクやボールの判定に対して嫌な顔とか、首を振ったりするジェスチャーとかは絶対にしない方がいい。感情を顔に出さない。どんどん(ストライクゾーンが)狭くなったりしてしまうので。不利になることがあるので、そこは絶対にやめた方がいい。チームとして徹底させた方がいいと思います」と侍ジャパンに向けて助言した。

 さらに「メジャーの試合でも文句を言っている投手は、ほぼいないと思うんですよ。ストライクやボールの判定がどうなのかというのは、そのイニングが終わってベンチに戻る時に(審判に)聞くんです。試合をやっている最中に聞くと、スゴい嫌がられます」と明かした。

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