上原浩治氏 06年WBC準決・韓国戦の快投後に第1子誕生!?決勝戦より「気持ちがソワソワしてました」

[ 2023年2月27日 21:19 ]

上原浩治氏
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 巨人やメジャーリーグでも活躍した上原浩治氏(47)が26日深夜放送のテレビ朝日「WBCバイブル~世界の野球を楽しむ方程式~」(日曜深夜0・25)に出演。自身が先発し勝利投手となった06年第1回WBC準決勝韓国戦(〇6―0)当日の夜に起きたうれしかった出来事を明かした。

 上原氏は06年の第1回WBCに日本代表として参加し、記念すべき初優勝に貢献。特に第1リーグで2―3、第2リーグで1―2と連敗した韓国との3度目の対戦となった準決勝では7回3安打無失点と好投。“絶対に負けられない”大一番での快投が日本の優勝に弾みをつけた。

 韓国戦での重圧や雰囲気について上原氏は「韓国にはこの大会2連敗していたので負けらないという気持ちですよね。アマチュア時代から結構、韓国戦には投げていたので、あまり対韓国という意識はなかったですね」とコメント。

 どの段階で先発を告げられたか?という質問には「言われてはいたんですけど、本当に行けるかどうかは他国の試合結果次第だったので、正直無理だろうなという感じで待ってましたよね。前日にオフだったので(帰国)ほぼ荷物の整理をしていました」と驚きのエピソードを披露した。

 当時日本はWBC2次リーグを1勝2敗で終了。準決勝進出の可能性が限りなく低かったが、米国がメキシコに1―2とまさかの敗戦。日本、米国、メキシコの3チームが1勝2敗で並び、失点率の差で日本がわずかに米国を上回り同組2位で準決勝に駒を進めた。

 番組MCの古田敦也氏から「僕の感覚では準決勝はエースが投げるというイメージがあるんですよ。しかも日韓戦ですから」と話しを振られると、上原氏は「痺れましたね。ずっと0―0という展開だったので、そこも痺れましたね」と答えた。

 さらに準決勝を終えた夜にはうれしい報告があったと告白。「準決勝と決勝の間にちょうど子供が生まれまして…準決勝が終わってホテルで寝てたら、夜中に電話がかかってきて生まれた!!って。決勝で投げることもなかったですし、そっちの方で気持ちがソワソワしてました」と笑い飛ばした。

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