アストロズからWBC出場の4投手が実戦登板 米国プレスリー、ドミニカのアブレイユなど調整順調

[ 2023年2月27日 11:23 ]

アストロズのライアン・プレスリー(AP)
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 26日(日本時間27日)アストロズがナショナルズと対戦。昨季ワールドシリーズで最後のアウトを取った、クローザーのライアン・プレスリー(34)がオープン戦に初登板した。

 3本の単打を許し1失点だったが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表について聞かれると、「楽しいだろうね、胸にUSAの付いたユニホームで野球ができる。ずっと憧れていた」と笑顔で話した。プエルトリコ代表で前回も今回も出場のマーティン・マルドナルド捕手からは「人生最高の経験」と聞かされている。

 アストロズからは全部で12選手が出場予定だが、この日はそのうちの4投手が登板した。メキシコ代表のホセ・アーキーディ(27)は先発して2回3安打1四球1失点、3奪三振。あと2試合登板して、アリゾナに移動、代表チームに合流する。「代表でプレーするのは長い間夢だった。故郷の街のためにも名誉なこと。メキシコの仲間にも会えるし、同じ時間を過ごせるのは素晴らしい」と話した。

 ドミニカ代表のへクター・ネリス(33)とブライアン・アブレイユ(25)は1イニングずつ投げ。2人とも無安打無失点1奪三振。アブレーユは昨季のポストシーズンは無敵のピッチングで、優勝候補のドミニカでも特に重要な戦力。「国を代表して戦うのは初めてで凄く興奮している。ドミニカ生まれには良い選手がいるけど、自分が国を代表できるなんてうれしい」と語った。代表入りが決まってから、大先輩のデービッド・オルティス氏やペドロ・マルティネス氏と会う機会もあり「代表の責任も感じている」と気持ちを引き締める。試合はナショナルズが3-2で勝った。

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2023年2月27日のニュース