DeNA、「誠也斬り」新外国人J・B・ウェンデルケン獲得を発表

[ 2022年11月28日 13:01 ]

前ダイヤモンドバックスのウェンデルケン
Photo By ゲッティ イメージズ

 DeNAは28日、新外国人として、15年プレミア12米国代表で前ダイヤモンドバックスの救援右腕のJ・B・ウェンデルケン投手(29)を獲得したことを発表した。

 今季はダ軍で29試合すべて中継ぎで登板し2勝1敗、防御率5・28。メジャー通算144試合に登板と経験も豊富で、21年にはアスレチックスとダイヤモンドバックスで、計46試合に登板した実績も持つ。最速は158キロで、平均球速153キロの球威に加え、切れのあるスライダー、チェンジアップ、シンカーが武器。メジャー通算159回2/3で151奪三振と三振も取れるセットアッパーで、今季は5月22日のカブス戦で鈴木から空振り三振も奪った。

 チームは今季2位と躍進も、救援陣では伊勢が71試合、エスコバーが70試合登板と負担が大きく疲労を重ねた。ブルペン陣の負担軽減を目指すチームにフィットする補強は急務で、ウェンデルケン獲得によって救援陣に厚みが加わる。

 就任3年目となる三浦大輔監督にとっても、98年以来25年ぶりの日本一を目指すための心強い補強となった。

 ◇J・B・ウェンデルケン 1993年3月24日生まれ、米ジョージア州出身の29歳。ミドル・ジョージア大から12年ドラフト13巡目でレッドソックス入り。13年にホワイトソックスに移籍し、15年プレミア12では米国代表入りした。メジャーデビューは、アスレチックスに移籍した16年。メジャー通算144試合10勝6敗、防御率4・00。1メートル85、109キロ。右投げ右打ち。

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