オリ26年ぶり日本一へ 太田がシリーズ史上初の初球先頭打者弾「思い切って振っていこうと」神宮どよめく

[ 2022年10月30日 18:35 ]

SMBC日本シリーズ2022第7戦   オリックスーヤクルト ( 2022年10月30日    神宮 )

<ヤ・オ>初回、先頭打者本塁打を放ち笑顔の太田(撮影・大森 寛明)
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 オリックスの太田椋内野手(21)が、30日の「SMBC日本シリーズ2022」第7戦で見事な先頭打者弾を放った。

 「1番・一塁」で先発出場した太田は、ヤクルト先発サイスニードの初球、145キロの真ん中低めの直球を振り抜くと、打球はバックスクリーンに飛び込む先制ソロ。球場もどよめく豪快な一撃で第7戦の幕を開けた。

 「なんとか、いい流れを持ってこられるように、どんどん思い切って振っていこうと打席に入っていました。タイミングもしっかりと合っていましたし、いい感触で打てたと思います!」

 日本シリーズでの先頭打者弾は14度目(13人)で、2019年の第3戦で巨人・亀井が放って以来。また、初球をスタンドまで運ぶのは、攻撃の表裏関係なく史上初となった。

 太田の父・暁さんは、オリックスで打撃投手を務める“親子鷹”としても有名。前日の第6戦でも1番で先発し、2安打1四球と持ち味を発揮していた。26年ぶり5度目の日本一を目指すオリックスには幸先の良い滑り出しとなった。

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