ヤクルト村上が日本シリーズ1号 “村神様”降臨!右中間席への豪快ソロで2年連続初戦弾

[ 2022年10月22日 21:58 ]

SMBC日本シリーズ2022第1戦   ヤクルトーオリックス ( 2022年10月22日    神宮 )

<ヤ・オ>8回、平野からソロを放つ村上(撮影・光山 貴大)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が2年連続で同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズ第1戦(神宮)に「4番・三塁」で先発出場。8回先頭の第4打席に今年の日本シリーズ1号となる本塁打を放った。

 1点リードで迎えた8回先頭の第4打席に、オリックス5番手・平野佳か投じた136キロフォークを完ぺきにとらえ、右中間席に運んだ。特大の一発に村上は「確信歩き」。昨年の日本シリーズ初戦でも、第4打席に2ランを放っており、2年連続初戦で本塁打をマークした。

 令和初の3冠王VS投手4冠の最強右腕という夢の対決が実現した。オリックスの絶対的エース・山本由伸投手と対戦した第1打席は、ストレートの四球を選んで出塁すると、続くオスナは真ん中高めに入った甘いカーブを見逃さずフルスイング。打球は三塁ベースに当たって左翼線を抜ける二塁打となった。安打&二盗成功の二走・塩見に続いて、一走・村上も一気に本塁生還。ヤクルトが幸先良く初回に2点を先取した。

 3回2死走者なしの第2打席は、1ボールから直球155キロを詰まらされ、一ゴロ。2点リードの6回1死無走者で迎えた第3打席は、フルカウントから、オリックス3番手・本田の136キロスライダーを右方向にはじき返した。高々と舞い上がった打球の行方を、観客たちは立ち上がって興奮気味に見守ったが、伸びが足りず右飛に打ち取られた。

 2021年の日本シリーズでは、23打数2安打2本塁打3打点だった。

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