極みの中日・立浪采配! 小刻み継投でベンチ入り投手8人続々起用 大野雄登板回避のピンチしのいだ

[ 2022年7月1日 21:20 ]

セ・リーグ   中日3-1阪神 ( 2022年7月1日    バンテリンD )

<中・神> 3回無死、先制ソロの山下を迎える立浪監督(撮影・大森 寛明)
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 中日は1日の阪神戦で勝利。立浪和義監督(52)の肝の据わった采配が白星を手繰り寄せた。

 この日はエース・大野雄が先発する予定だったが、背中の張りを訴え、直前で登板回避。代役として緊急先発登板した藤嶋は3回1安打無失点で期待に応えた。

 3回には代打・山下が先制弾を放ってリードすると、中日ベンチは福-谷元-山本-根尾と小刻みな継投策で5回まで無失点でしのいだ。

 この時点でベンチ入り投手は、清水、森、ロドリゲス、R・マルティネス、大野雄の5人だけ。大野雄以外では4投手しかいない状況で、6、7回を清水が踏ん張った。だが、8回にロドリゲスが同点に追いつかれる瀬戸際。延長戦突入の場合には、投手が足りなくなる可能性もあったが、8回、A・マルティネスが勝ち越し2ランを放ち、試合を決めた。

 立浪監督はひるまずに投手をつぎ込み、打線も采配に応えて9回で決着をつけた。

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