エンゼルス・大谷の特大弾に地元放送局もボンズと比較 改めてWSで戦う大谷の姿が見たい

[ 2022年6月27日 02:31 ]

ア・リーグ   エンゼルス3-5マリナーズ ( 2022年6月25日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>3回、エンゼルス・大谷が同点ソロを放ち先発のサンドバルと抱き合う(撮影・篠原岳夫)
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 ボンズが02年WSの第6戦で放った特大弾を、この球場の記者席から見ていた。あっという間に右翼席に飛び込んだ一撃に「これがメジャー最高峰の技術とパワーか」と度肝を抜かれたことを思い出した。

 あれから20年。ボンズの一発とエンゼルス・大谷の16号を比較し「まるでボンズのようだ」と伝えた地元放送局の実況にはうれしさがこみ上げつつ、寂しさもよぎった。この日、エンゼルスタジアムは3万5466人の観衆を集めたが、地区3、4位の対決ではWSの雰囲気には遠く及ばない。頂点を争う戦いに臨む大谷の一挙手一投足を伝えたい、と改めて感じた一発だった。(笹田 幸嗣通信員)

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2022年6月27日のニュース