楽天・涌井 右手中指手術も 前半戦絶望

[ 2022年5月20日 15:25 ]

<ロ・楽>18日の試合で負傷した中指を見る涌井
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 楽天・涌井秀章投手(35)の戦列復帰は8月以降になることが分かった。20日のオリックス戦(楽天生命パーク)前、石井一久監督(48)が「(患部は)亀裂が入っている上に脱臼(きゅう)ぽいので1カ月、2カ月では(復帰は)厳しい。3カ月は要するんじゃないか。固定手術を可能性はある」と明かした。

 涌井は18日のロッテ戦で先発も4回、中村奨のゴロが右手中指に当たり緊急降板。この日までに精密検査を受け“重症”と判明した。今季は6試合で3勝1敗、防御率2・88と安定した成績を残していたが、前半戦中の復帰は絶望となった。

 セットアッパーのアラン・ブセニッツ投手(31)も14日の西武戦で打球が直撃して右足甲を骨折。リーグ首位も主力投手の負傷離脱が相次いでいるが、石井監督は「ファームで辛島ら他の投手がいい成績を出している。(涌井が)いなくなったのは残念だけど、そこのスポットはみんなで競争して欲しい」と話した。

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2022年5月20日のニュース