つば九郎「活躍に応じてクーポン券支給」に目がくらみ?あっさり陥落「まふゆのだいぼうけん。おしまい」

[ 2022年1月7日 15:22 ]

ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」
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 20年ぶり日本一に輝いたヤクルトからまさかのフリーエージェント(FA)を宣言していた超人気マスコット「つば九郎」が7日、残留を決断。東京都内の球団事務所で記者会見に臨んだ。

 「2万8000円+ヤクルト1000飲み放題」という2021年の年俸から「きゅうふきんよりほしい」と10万円への大幅アップを狙っていたが「5万円+ヤクルト1000飲み放題」に加えて「かつやくにおうじてくーぽんけんしきゅう」というオプションを提示され、あっさり陥落。契約を更改した。

 その後、自身のブログを更新したつば九郎は「みなさまを、おさわがせした、つばくろうのFAせんげんですが、さきほど~ぱちり。にん。きしゃかいけんをしました」とした上で「ちーむのみんなから、めっせーじが~。。。。。え~お~き~くん。らいあん。しまくん。しんごくん。てっぱちくん。かつおくん。かんとく」とメッセージ動画をくれた青木、小川、嶋、川端、山田、石川、高津監督の名前と写真を挙げ「宣言残留はうちは認めないから」という指揮官の声に「きびしい、たかつかんとく」とがっくり。「みんなのあいをかんじながら~こころが~・・・」と最終的には仲間からの愛情が残留の決め手になったことを明かした。

 また、長年の「びじねすぱーとなー」である中日のマスコット「ドアラ」が今回、つば九郎の代理人を密かに務めていたことも発表。会見にはドアラも登場し「一緒にセ・リーグをプロ野球を盛りあげましょう!」「あとつば九郎がいなくなるとヤクルトの青汁もらえなくなるし…」「お客様の笑顔のために」と代理人としての意見も明かした。「どあらもそういうから~」とつば九郎。ドアラ退場後、「きょねん、おとももちの~ばれんてぃんがいっていた~『おかねでしあわせはかえない』おもいだしました。。。。さみしそうでした。きもち!」とし、スケッチブックに「じぶんのこころは1つです」と書き込んでヤクルト残留という最終決断を発表して「おおはばげっと、とったど~!」と右手ならぬ右の手羽を大きく掲げてガッツポーズ。「こんかいのつばくろうFAせんげんに、たくさんの、おふぁーをいただきかんしゃしています」と東京タワー、警視庁、日本野鳥の会東京、鈴鹿サーキットなど100を超える企業、団体から届いたラブコールに感謝した。

 「ざんりゅうというけっかになりましたが。こんごとも、これをきかいに、いっしょに、にっぽんをあかるくしたいとおもいます」とつば九郎。「ざんりゅうはいたしましたが、いままでおせわになっている、けいさつかんけい、まつやまし、つばめしをはじめ、こんごともよろしくおねがいいたします。G―SHOCKほうめんから、つばくろうのとけいを、とはなしがきているので、かんけいしゃさんと、こんごつめていきまあす」と、ちゃっかりコラボにこぎ着けた“やり手”ぶりも披露し「つばくろう、まふゆのだいぼうけん。おしまい。らいねんの、おふのふうぶつしまで、おまちください~でへへ」とけむに巻いた。

 つば九郎は昨年12月12日に「つばくろう まふゆのだいぼうけんだ!!」として2012年以来9年ぶり2度目となるFAを宣言。球団を通じて「すこしかんがえるじかんをください」とコメントを発表して熟考期間に入り、野球界の枠を超えた各業界から争奪戦となっていた。

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2022年1月7日のニュース