【一問一答】広島・栗林「妻の支えが一番力になった」 新人王受賞直後、会見で思い明かす

[ 2021年12月15日 21:01 ]

【NPB AWARDS 2021 第2部】 最優秀新人賞を受賞した広島・栗林良吏(右は斉藤惇コミッショナー)=都内ホテルで(代表撮影)
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 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2021 supported by リポビタンD」が15日に東京都内で開かれ、広島・栗林良吏投手(25)がセ・リーグの最優秀新人(新人王)に選ばれた。球団では昨年の森下に続き2年連続11人目の受賞。以下は、新人王受賞を受けて臨んだオンライン会見の一問一答。

 【栗林に聞く】
 ――現在の心境は。
 「うれしい気持ちが一番です」

 ――今季の成績を振り返って。
 「想像以上の記録と成績を残すことができた。新人王を目標にはしていましたけど、ここまでの成績を残すことができるとは思っていなかったです」

 ――今季の好成績の要因は。
 「まずは妻の支えが一番力になった。またマツダスタジアムという素晴らしい本拠地で、素晴らしいファンの方々に応援してもらい、この成績を残すことができた。今年は特に新人のライバルが多かったのも、自分の中で頑張る原動力になったと思っています」

 ――今季は新人が素晴らしい成績を残した。
 「阪神の中野選手、伊藤(将)選手は社会人卒で年齢も同じ。同じ境遇でプロに入ったので、その2人には絶対に負けられないと思ってやっていました」

 ――妻にも支えられた。
 「妻もこの賞をいただくために一緒に頑張ってくれた。新人の今年しかとれなかった賞をいい形で取れて、妻にも“良かったね”と言ってもらえた。喜んでもらえたので、選ばれてよかったなと思います」

 ――どのようにして支えてもらったのか。
 「野球中心の生活に合わせてくれた。いままでは仕事などに重きを置いていた中で、食生活なども自分に合わせてくれたのがよかったのかなと思います」

 ――印象的な試合はあるか。
 「(開幕から)22試合連続で無失点で(23試合目に)初めて失点して迎えた次の試合。“プロ野球選手は打たれたあとが大事だよ”と言ってもらって迎えた登板だった中で3者連続三振に抑えられたのは良かった」

 ――来季への意気込みを。
 「今年、素晴らしい賞をいただけた。(来年は)2年目のジンクスと言われないように開幕に合わせて、もっといい賞をいただけるようにチームの勝利に貢献していきたいと思います」

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2021年12月15日のニュース