東都1部リーグ来春開幕カードを大分で開催 初の地方開幕「子どもたちの夢を膨らませることができれば」

[ 2021年12月15日 18:08 ]

東都大学野球連盟は来春の開幕戦を大分で開催すると発表。記念撮影に収まる各大学の主将ら(撮影・川島 毅洋)
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 東都大学野球連盟は15日、都内で会見を開き、来春の1部リーグ開幕カードを大分県で開催すると発表した。地方での開幕はリーグ史上初めて。今年はコロナの影響のため、2試合総当たり方式が採用されていたが、来春からは従来の勝ち点制で優勝が争われる見込みだ。

 大島正克理事長は地方創生、経済効果、青少年育成を目的に掲げ「東都91年の歴史で初めて。大分で思う存分、プレーしてもらいたい」と話した。地元の子どもたちとのふれあいや、高校生との合同練習。試合日には高校生と大学生が合同で演奏するプランもある。有観客で開催予定で、高校生以下は入場無料が検討されている。

 大分商出身の国学院大・古江主将は「まさか大分とは思わなかったのでうれしい。いいプレーを見せたい。大分は温泉もありますし、小さいお子さんには水族館、お猿さんのいる山もあります。湯布院で食べ歩きも堪能してもらえれば」とPRした。同じく大分出身の亜大・生田勉監督は「大分での開催に、心が弾んでおります。野球には魅力がある。箱根駅伝に負けないように、新しいことにチャレンジする。子どもたちの夢を膨らませることができれば」と抱負を口にした。(川島 毅洋)

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2021年12月15日のニュース