ロッテ 岡が2戦連発6号サヨナラ2ラン!優勝マジック8に減らし、2年連続CS進出も決定

[ 2021年10月15日 21:28 ]

パ・リーグ   ロッテ3ー1ソフトバンク ( 2021年10月15日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>9回2死一塁、岡がサヨナラ2ランを放ちチームメートに出迎えられる(撮影・西海健太郎)
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 優勝へのマジック9が点灯した2位・ロッテは15日、本拠で4位・ソフトバンクと対戦。1―1の9回、2死一塁から岡大海外野手(30)が2戦連発となる6号2ランを放ち、3―1でサヨナラ勝ち。首位オリックスが勝利したためマジックは1つ減って8。さらに2年連続8度目のクライマックスシリーズ(CS)進出が決定。残り試合は9試合となった。

 先発の岩下は初回、2死走者なしから3者連続四球で満塁のピンチを背負うも中村晃を右飛に打ち取り無失点。2回にも遊撃手・名手エチェバリアのまさかの失策により1死一、三塁とされるも牧原大を一邪飛、三森を右飛に封じ先制点を与えなかった。

 しかし5回、2死一、三塁からデスパイネに投じた2球目のフォークがワイルドピッチとなり1点を先制された。

 それでも直後の攻撃で“女房役”の加藤がバッテリーエラーからの失点を払拭する同点2号ソロ。ここまでわずか1安打に封じられていた相手先発・笠谷から、甘く入った4球目のスライダーを捉え左翼スタンドまで運んだ。加藤は9月29日オリックス戦に7年目でプロ1号本塁打を放って以来の一発となった。

 岩下は5回3安打1失点で降板。2番手の唐川、3番手の国吉、4番手の佐々木千と1イニングずつ無失点リレー。8回の攻撃では1死一、二塁とチャンスを作るが無得点。レアードが遊飛、続くエチェバリアの初球がワイルドピッチとなり走者がそれぞれ進塁しようとしたが、相手捕手・甲斐が素早い反応から二塁への鋭い送球で一塁走者の小川が封殺された。

 9回は“守護神”益田が3者凡退に抑えると、その裏に劇的な一打でサヨナラ勝ち。9回、2死一塁から岡が2戦連発となる6号2ランを左翼スタンドに放ち試合を決めた。

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